感覚を表現する

こんにちは。


今日は感覚について考えてみます。

感覚は私たちが、外界から受け取る情報としてとっても重要ですよね。


そのメインになっているのが五感です。

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。

どれも、毎日必ずお世話になっている感覚です。


そして、この五感、私たちの今まで受け取ってきた感覚によって感じ方も

色々あり、ある人には感動を与えたり、喜びを与える反面、ある人には過剰反応や

かえって苦痛を与えちゃったりすることもあります。


そしてこの五感を感じる豊かさが自分らしさを作る源にもなっていくんですね。

豊かさの材料が五感という情報によってもたらされてくるのです。

現代社会での情報の受け取り方もだいぶ偏りが出てきているようです。


人が外界から受け取る情報量は視覚が83%、次いで聴覚が11%で嗅覚3.5%、

味覚1.5%、触覚1%と言われています。

圧倒的に視覚に頼ってしまっていますよね。

ビジュアルが絶対的な王者となっていて視覚で他の感覚をある程度予測してしまって他の純粋な感覚の認知力が衰えてきた感があります。

その主な理由の一つに、ネット社会の影響が大きいことが挙げられますよね。


では、視覚がないとどんな事が起こって来るのでしょうか?

そんな視覚がなかったら体験ができるイベントがありますよね。

その名も

Dialogue in the dark


視覚がなかったら他の感覚が研ぎ澄まされてきます。

聴覚、触覚、嗅覚、そして味覚さえも視覚が存在する時とは

違った受け取り方をします。


そしてその空間に対しても脳は平衡バランスを保とうとして

視覚に頼らないで立とうとします。

このイベントではまた一つの大きな教えがあります。

急に視覚を失うとどういうアウトプットをするかというのに注目してみると

声を出そうとして自分の居場所を確認します。

声の響きで部屋の広さを確認します。

近くに誰かいないかを確認します。


もし、誰かいたら手をとり、共に強調しながら行動していくのです。

私たちの感性を高める上で、視覚以外の感覚にも興味を持つと

情報の入力パターンのバリエーションも変化していきます。


一見、視覚がないと、とっても孤独を感じるような気がしてしまい、恐怖感を覚えますが、

実は他を視覚がある人以上に感じ、共感するという能力が発達しているのかもしれません。

また、


聴覚がなかったらという体験もできるようです。


Dialog in silence

というイベントがあるらしいです。


私たちの思い込みでは聞く、聴く力なしでは歌う能力は発揮できないと思ってしまいますよね。

第一、リズム、音程がとれないと歌なんか歌えない。

でもそれも思い込みだということに気づきました。

先日、そんな常識を覆す方を見つけました。

オーディション番組で有名な America’s got Talent

という番組で、

耳が10年以上、全く聞こえない人なのに、見事な歌声と演奏。

最初の1フレーズを聞いただけ

床から感じる振動(ビート)とテンポを感じながら、ウクレレを響かせて

とーっても美しい声で歌うその姿勢に感動です。

それはそれは美しいです。

さらに、作詞作曲しているというから聴力がある人以上に

音を感じているのがとっても伝わってきます。

作詞のメッセージも最高です。

是非、チェックしてみてください。

https://youtu.be/ZKSWXzAnVe0

彼女の言葉がとっても印象的なので紹介しますね。

「聞こえないで音楽を楽しむなんて無理と思っていたけれど

本来の音楽は感じるものってことに気づいたのよ。」

おっしゃる通りですね。

五感をはじめとした感覚それぞれの入力は私たちそれぞれの個性を形成していきます。

それぞれの感覚を大事にして、あなたらしさを是非表現してみては

いかがでしょうか?

それも視覚だけに頼らずに、あなた色の五感を総動員させてみてください。

川﨑康彦 × 脳科学 × 偶然 = 奇跡

川﨑康彦 BMS United Japan代表 日本セレンディピティ協会 理事 ハーバード大学医学部で研究した結果 脳を科学して、目の前の偶然を活かせば 誰にでも奇跡は起こせる事が解った!

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