記憶から紐解く人生の意味

こんにちは。

今日は記憶について語ってみようと思います。


記憶を時間的な概念で分類してみると大きく3つに分けられます。

最も短いものが感覚記憶と呼ばれるもので、刺激を与えた瞬時に起こるもの

で1〜2秒のキープできる記憶です。


最初の外界の情報は全てこの感覚記憶を通して私たちに伝わってきます

例えば、何かに触れた時に触覚器官が刺激され、脳にその情報が伝わっていきます。

しかし、その全てが記憶されるわけではありません。

触れた時の気持ちいい感覚、感情が入り、何かしらの注意が向けられたものが次の

短期記憶として保存されるわけです。


その短期記憶は具体性、正確性が求められます。

この短期記憶はどちらかというと脳に一時的に保存されていきます。

そして容量に個人差はありますが、とっても少ないです。

脳は一度に5−7個の事を記憶するのが上限みたいです。


もちろん、これはトレーニングによって鍛えられるところです。

例えば、電話番号を誰かから聞いてそしてダイヤルをプッシュする

ところまでは何とかいけそうですが、しばらくするともうすっかり

忘れちゃっています。


最後に長期記憶で長いこと私たちの脳に保存されるわけです。

この長期記憶は更に3つに分類されます。

手続き記憶、意味記憶、エピソード記憶です。

手続き記憶は体に染み込んだ記憶。。。

例えば車や自転車の運転はそうですよね。

体の記憶です。


次の意味記憶は、あなたが今までの人生で知ったこと

学んだことが知識となって記憶されている

脳の記憶です。


私たちが、普通に記憶力が良いという時

意味記憶がとっても優秀だということです。

そして、3つ目のエピソード記憶。

ここは今までの人生で経験したことが貯蔵されている

こと、印象深いこと、感動したこと、心に残ったこと

それがエピソード記憶です。


感情の記憶、それがエピソード記憶です。

体の記憶が積み重なって統合されて 行動の習慣が創造され

脳の記憶が積み重なって統合されて 観念、新年、思考が創造され

感情の記憶が積み重なって統合されて 人生の流れが創造されていく

身体、脳、感情の記憶を過去を振り返ることによって


ある一貫性が見つかります。

その一貫性を見つけることであなたの人生の生き方、方向性

生きる意味みたいなのが明らかになっていきます。

どこに向かっていくのかが発見できます。


つまり長期記憶を紐解いていくと、その人の未来が見えてくるんですね。

そしてあなたが本当に望む未来と記憶から見える未来にズレがあったら

調整する記憶を入力して、統合し直すことをすればいいんです。

記憶を過去、思い出としてしまいこむのではなくて

記憶があなたらしさを創造してくれる大切な手がかり、情報として

とらえていくことで

川﨑康彦 × 脳科学 × 偶然 = 奇跡

川﨑康彦 BMS United Japan代表 日本セレンディピティ協会 理事 ハーバード大学医学部で研究した結果 脳を科学して、目の前の偶然を活かせば 誰にでも奇跡は起こせる事が解った!

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